「食べる」ことを通して
日々、植物のパワーを取り入れたい

家族や友人と美味しい食事をする。それだけでエネルギーが湧いてきますが、良質な食材と調味料、食べ方にこだわると、より一層そのパワーを感じられます。

調味料の中でも特にオイルは気に入った銘柄のものを、5、6種類使い分けていて、オメガ3など成分的に加熱しない方がいいものは、サラダのドレッシングやお料理の仕上げにそのままかけるなどしています。オイルは産地や銘柄によっても味が変わってくるので、いろいろ試して自分好みのものを探す手間も楽しいです。

発酵食品は毎日必ず食べています

積極的に摂るようにしているのは発酵食品で、なるべく手作りするようにしています。生で食べる野菜とは一味違う旨味を味わえる三五八漬け(さごはちづけ)が特に好きで、毎日食べています。友人で料理家のremeちゃんから株分けしてもらって以来「コンブチャ」も自宅で発酵させていますし、味噌も手作りしています。最近では、今まで得た美容や食に関する知識を自分の言葉でお伝えしたいと考え、発酵食作りのワークショップを開催しています。

旬を感じるフレーバーウォーターも欠かせません

友人が家に遊びに来る時などは、フレーバーウォーターを作ります。スライスした野菜や果物を、水や炭酸水の中に入れておくだけなのですごく簡単にできます。そのまま飲むものなので、素材は無農薬がいいですね。季節ごとの旬の素材を組み合わせるのも楽しく、家族で食事するときにもよく飲みます。

ストレスにならない範囲で
食べ方・選び方にもひと工夫

仕事柄できるだけ素肌をいい状態に保ちたいので、抗糖化力を高める食事を意識しています。調理する時には、白いお砂糖ではなく蜂蜜やきび砂糖、アガベシロップを選び、食べる時には、炭水化物よりも先に野菜を摂るようにしています。

さらに、糖化しやすいウィンナーや練り物などの加工食品は控えめにしています。とはいえ、子どもってウィンナーが大好きですよね(笑)。子供が食べたいと言えば、発色剤フリーのものを選んであげています。「ウィンナーは一切ダメ!」ではなく、「ウィンナーを食べたい時はこれを選ぼうね」というやり方のほうが、私も子どももストレスが少ないので。沢山食べてほしい野菜は子どもがなかなか食べてくれないので、ナムルにしたり塩ゆでにしたりしています。ちょっとした工夫で楽しく、美味しく食べてくれたら嬉しいです。

仕事の日も、休みの日も。
香りで心地よく、オン・オフをスイッチ

モデルの仕事をさせていただく中で、心の状態は顔に出ると実感しています。だからシャッターが押される瞬間は、いつも自分らしく健やかな状態にしておきたい。ただ長時間に及ぶ撮影の中で、ずーっとオンでい続けることは難しい日もありますよね。そういう時に、アロマのルームスプレーやフレグランスはすごく心強い存在。オンの香りに包まれると一瞬でスイッチが入ります。

一方、オフの日も香りは大切です。私のストレス発散法はとにかく寝ることなので、大好きなアロマを焚いてお気に入りのリネンで揃えたベッドの中で、からだも心も十分にリラックスさせます。